http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071217-00000125-mailo-l32
地元に戻った料理人は、料理に目もくれず庭造りを始めました。開店までの1年間、ひたすら荒れた裏山に手を入れます。「頭おかしいんじゃないか」と言われても、続けました。
邑南町矢上で懐石料理店「万禧亭(まんきてい)」を営む寺脇秀行さん(59)。京都で老舗料理店の料理長を10年以上務めた後、「自分の思うように料理をつくり、料理を楽しんでもらいたい」と86年に帰郷しました。「すべてゼロから手作りに」との思いで最初に始めたのが庭造りでした。
「ただ料理をつくって食べてもらうだけではおもしろくない。五感でおいしく食べてもらうための舞台づくりをしたい」。
お買い物は楽天で^^雑木を切り、石を置き、池を整え、季節の木を植え、包丁を握ることのない1年を過ごしました。「庭を見ながら食べているとおいしいなと自然に感じてもらいたいので、元の自然を大切にした」と言います。普通は庭木にならない柿の木もあれば杉もある。本当に自然です。
7年かけてようやく庭は完成。次は「昔から作りたくてうずうずしていた焼き物づくり」を始めました。店の近くに工房を建てて、本を読みあさり試行錯誤する全くの独学。座敷の花器はすべて手作り、料理を出すときに使う「一人用水こんろ」も作り出しました。「庭も器も料理を楽しんでもらいたいとの思いから出た私のこだわり」と言います。
今年5月、失火で店舗を焼失しました。失望感の中で3カ月間陶芸に没頭し、生み出したのが「おいしい焼き芋土鍋」...
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